お世話になります。馬きりんです。
今回は【ニセコ特別】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
ニセコ特別 2020年8月29日(土曜)札幌競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
未勝利戦からの勝ち上がり昇級馬が出走14頭中わずか1頭で、近走成績が今ひとつ突き抜けきらない馬たちによるレースとなっただけに、どの馬が勝ってもおかしくない、同時に、どの馬にも絶対的な信頼を置くことの難しいメンバー構成になりました。
その中で、勝ったのは5番人気の14番ウインドオブホープ。スタートからのラップタイムが6.6-11.5-12.7-13.3-12.9-11.9-12.4-12.3-12.9という乱ペースになる中、好位に構えて4コーナーで先団に立つレース運びで後続を2馬身半引き離す完勝となりました。
ウインドオブホープの勝利は、なんと4年1か月前に同じコースで行われた3歳未勝利戦以来でのこと。この4年間の間に2着が6回、3着が3回と惜しい競馬が多くありましたが、今日については展開が向いたと言えそうです。
ただ、ウインドオブホープの戦績を見る限り、コースや馬場には注文が多くつきそうなタイプで、コーナーの緩いコースで、かつ、ある程度含水率の高い足抜きの良い馬場でないとダメというのがありありと見て取れるため、次走も狙えるかどうかは、当日のコンディション次第でしょう。
一方で2着のフームスムートは次走以降も馬券からは外せなさそうです。
これで3戦連続2着となりますが、毎回最後に脚はしっかりと使えており、あとはもう少し馬体に身が入れば問題なく勝ち上がれるだけの力はもっていると思われます。
父トゥザグローリーはこの世代が初年度産駒なのでまだ産駒の成長の傾向をつかむのは難しいですが、本馬は母方にワイルドアゲインを内包しており、潜在的なダート競馬向けのスピード能力はもっていると感じるので、引き続き成長を見守っていきたい一頭です。
3着の7番パープルヒビキは、10番人気だったことを考えると大健闘と言えるでしょう。
地方転出後金沢で7勝を挙げての再転入2戦目でしたが、ようやく馬の成長が追い付いてきての今回ということでしょう。
次回もメンバー次第では要注目です。
ニセコ特別 2020年8月29日(土曜)札幌競馬場の出走馬情報
1.レゴリス 藤岡 佑介
2.クラウンデザイア― 菱田 裕二
3.ノワールフレグラン 吉田 隼人
4.ユキノレベッカ 川島 信二
5.ブロッコリー 丹内 祐次
6.ナムラゴロフキン 柴山 雄一
7.パープルヒビキ 大野 拓弥
8.フームスムート 横山 武史
9.クラウドスケープ 黛 弘人
10.エンペラーズパレス 水口 裕也
11.ゴールデンヘイロー 秋山 稔樹
12.デルマカミカゼ 石川 裕紀人
13.エムテイフラッシュ 亀田 温心
14.ウインドオブホープ 勝浦 正樹
ニセコ特別 2020年8月29日(土曜)札幌競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 14番 ウインドオブホープ
2着 8番 フームスムート
3着 7番 パープルヒビキ
単勝
14 1,250円 5番人気
複勝
14 340円 6番人気
8 150円 1番人気
7 840円 10番人気
枠連
5-8 1,190円 4番人気
ワイド
8-14 590円 4番人気
7-14 4,380円 43番人気
7-8 1,590円 20番人気
馬連
8-14 1,450円 4番人気
馬単
14-8 3,520円 13番人気
三連複
7-8-14 12,860円 46番人気
三連単
14-8-7 73,510円 256番人気