お世話になります。馬きりんです。
今回は【第26回 マーメイドステークス(GⅢ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第26回 マーメイドステークス(GⅢ)2021年6月20日(日曜)阪神競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
例年オッズが大きく割れ、高配当が飛び出す牝馬限定のハンデ戦ですが、今年も50キロの軽ハンデを生かして斎内の1番枠から逃げた人気薄10番人気シャムロックヒルが、道中後続を引き付けてレースを進め、最後は大外から迫る13番クラヴェルに対してクビ差残しての勝利となりました。
シャムロックヒルは一昨年のこのレースを制したサラスの半妹(サラスの父はオルフェーヴル)で、本馬の父はキズナに変わりましたが、母方に入ったエーピーインディとサドラーズウェルズの血がこの季節によく出現する渋い馬場にマッチしました。血統的にもこのレースがベストマッチなのでしょう。
鞍上の藤懸貴志騎手はデビュー11年目で今回が念願の重賞初制覇となりました。追い切りで有力馬を仕上げる手腕に定評のある藤懸騎手ですが、近況ではGⅠオークスで16番人気のハギノピリナを3着に持ってくるなど、実戦でも頭角を現しつつあります。
次走以降は一気に負担重量も増えるはずなので、馬券の狙いは慎重に行う必要がありますが、気持ちよく先頭に立てたレースでは高い安定感を示しているので、出走メンバーの脚質を良く見比べながら取捨を行うのがいいでしょう。
2着以下はハンデ戦らしくかなり着差が密集していますが、その中でも強い競馬をしたのは3着の5番シャドウディーヴァで、勝ち馬のひきつけるような逃げで徐々にラップが加速する中を力強く進出してきました。
血統的にもハーツクライを父に持つことから、今がちょうど充実期にあたりそうで、この夏から秋にかけての牝馬限定戦では軽視できない存在となるのではないでしょうか。
第26回 マーメイドステークス(GⅢ)2021年6月20日(日曜)阪神競馬場の出走馬情報
1.シャムロックヒル 藤懸 貴志
2.アブレイズ 浜中 俊
3.ホウオウエミーズ 丸田 恭介
4.カセドラルベル 和田 竜二
5.シャドウディーヴァ 福永 祐一
6.フィリアプーラ 菊沢 一樹
7.レッドベルディエス 幸 英明
8.ソフトフルート 横山 和生
9.イズジョーノキセキ 西村 淳也
10.キングスタイル 高倉 稜
11.パッシングスルー 荻野 極
12.アンドラステ 岩田 望来
13.クラヴェル 横山 典弘
14.サンクテュエール 川田 将雅
15.ミスニューヨーク 加藤 祥太
16.アッシェンプッテル 太宰 啓介
第26回 マーメイドステークス(GⅢ)2021年6月20日(日曜)阪神競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 1番 シャムロックヒル
2着 13番 クラヴェル
3着 5番 シャドウディーヴァ
単勝
1 2,050円 10番人気
複勝
1 650円 11番人気
13 340円 4番人気
5 350円 5番人気
枠連
1-7 1,960円 8番人気
ワイド
1-13 3,060円 45番人気
1-5 4,120円 54番人気
5-13 1,960円 26番人気
馬連
1-13 11,970円 46番人気
馬単
1-13 21,960円 92番人気
三連複
1-5-13 51,190円 175番人気
三連単
1-13-5 330,150円 1,107番人気