お世話になります。馬きりんです。
今回は【第71回 農林水産省賞典 安田記念(GⅠ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第71回 農林水産省賞典 安田記念(GⅠ)2021年6月6日(日曜)東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
マイルの絶対女王として君臨する5番グランアレグリアが、2008年のウオッカ以来のGⅠヴィクトリアマイルからの連勝を果たすかが注目され、そのウオッカ同様に包囲網をかいくぐるようなレースを見せたものの、惜しくも2着に敗れました。
若駒の頃は周囲を包囲されると競馬をやめてしまうこともあったグランアレグリアだけに、最後の直線での馬群を縫っての進出劇は、この馬の成長と能力の高さを感じさせましたが、レースを制したのは、その包囲網に保護関与しなかった11番ダノンキングリーでした。
レース後のインタビューで川田将雅騎手が言及した通り、この日のダノンキングリーは仕上がり具合がもう一歩で返し馬での行きっぷりもよくなかったようで、自分のリズムで競馬をすることにのみ集中したことが、思わぬ大成果につながったといえそうです。
もともと一昨年のGⅠ日本ダービーでの僅差2着や二度の東京1800mでの重賞制覇と、GⅠを制覇するに足る実力を持ちながら長らく手が届かなかったのは、やはりリズム感覚で今一つの部分があったのでしょう。今回、ある意味鞍上が開き直ってその部分のケアに注力したことで、新味が出たとも言えそうです。
その点を踏まえて考えると、今後GⅠホースとしてマークされていく中で、自分のリズムをどこまで崩さずにいられるかがこの馬にとっての課題となりそうです。ゆえに、出走馬のメンバーや枠番の並びは常に要確認の一頭です。
グランアレグリアも大包囲網の中健闘しましたが、初めての中2週のローテーションの中で、攻め馬の量が必ずしも十分でなかった部分もあるでしょう。秋にはまた余裕を持ったローテーションを組むはずで、捲土重来は十分にあり得ます。
第71回 農林水産省賞典 安田記念(GⅠ)2021年6月6日(日曜)東京競馬場の出走馬情報
1.サリオス 松山 弘平
2.ギベオン 西村 淳也
3.ダイワキャグニー 石橋 脩
4.カラテ 菅原 明良
5.グランアレグリア C.ルメール
6.ダノンプレミアム 池添 謙一
7.ラウダシオン M.デムーロ
8.インディチャンプ 福永 祐一
9.トーラスジェミニ 戸崎 圭太
10.カデナ 武 豊
11.ダノンキングリー 川田 将雅
12.ケイデンスコール 岩田 康誠
13.シュネルマイスター 横山 武史
14.カテドラル 田辺 裕信
第71回 農林水産省賞典 安田記念(GⅠ)2021年6月6日(日曜)東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 11番 ダノンキングリー
2着 5番 グランアレグリア
3着 13番 シュネルマイスター
単勝
11 4,760円 8番人気
複勝
11 710円 9番人気
5 110円 1番人気
13 240円 4番人気
枠連
4-7 720円 4番人気
ワイド
5-11 1,160円 12番人気
11-13 5,460円 39番人気
5-13 400円 3番人気
馬連
5-11 2,950円 9番人気
馬単
11-5 12,090円 29番人気
三連複
5-11-13 8,860円 26番人気
三連単
11-5-13 110,420円 247番人気