お世話になります。馬きりんです。
今回は【第56回 サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第56回 サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ)2021年4月25日(日曜)東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
3月のGⅢフラワーカップで収得賞金加算とならずGⅠ桜花賞への出走がかなわなかった3番ユーバーレーベンを筆頭に、GⅠオークスへ駒を進めるためにはなんとしても「2着以内」が必要な「勝負駆け」の馬が揃っての一戦。
8枠16番のアンフィニドールが2コーナーで内側の各馬を飲み込むようにして敢然と先頭に立って始まったレースは前半1000mが1分00秒2のミドルペースで程よく流れたため、先団好位勢はプレッシャーの少ない追走となりました。
そのため、結果的にこの位置につけていた15番クールキャットが直前にいた14番人気12番スライリーを利する形で先頭に立って優勝、スライリーも2着に残っての波乱の決着となりました。
上位人気に押されていたユーバーレーベンは、最後の直線で良く追い上げたものの道中の位置取りの差がそのまま響いた形で今回も3着となり、収得賞金加算と優先出走権獲得はならず、オークス出走は厳しい情勢となりました。
なお、同じく人気となっていた8番オヌールは初めての輸送競馬で大きく馬体重を減らし、直線では馬群を割ることができず8着に敗れています。
勝ったクールキャットはスクリーンヒーロー産駒で、これで昨年のウインマリリンに続いてこのレースをスクリーンヒーロー産駒が連勝したことになります。
牝系に目を向けると、「メジロ」の名前がずらりと並ぶスタミナ型の重厚な血統で、距離が伸びてさらによさそうな、かつ、今日の競馬から高速馬場にも対応できる一頭として、本番では穴候補に挙げることができそうです。
ただし、騎手に関しては今回騎乗していたC.ルメール騎手に先約があり、乗り替わりが確定となるため、「誰に乗り替わるか」を踏まえたうえでの馬券検討が必要になるでしょう。
第56回 サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ)2021年4月25日(日曜)東京競馬場の出走馬情報
1.ウインアグライア 和田 竜二
2.グローリアスサルム 吉田 豊
3.ユーバーレーベン M.デムーロ
4.レッジャードロ 柴田 善臣
5.スノークォーツ 戸崎 圭太
6.ルース 横山 典弘
7.メイサウザンアワー 石橋 脩
8.オヌール 川田 将雅
9.パープルレディー 田辺 裕信
10.ララサンスフル 大野 拓弥
11.スノーハレーション 丸山 元気
12.スライリー 石川 裕紀人
13.ジェニーアムレット 三浦 皇成
14.オメガロマンス 横山 武史
15.クールキャット C.ルメール
16.アンフィニドール 川島 信二
17.エトワールマタン 内田 博幸
第56回 サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ)2021年4月25日(日曜)東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 15番 クールキャット
2着 12番 スライリー
3着 3番 ユーバーレーベン
単勝
15 1,180円 5番人気
複勝
15 320円 5番人気
12 1,530円 14番人気
3 170円 1番人気
枠連
6-8 8,430円 27番人気
ワイド
12-15 11,790円 83番人気
3-15 740円 4番人気
3-12 4,750円 49番人気
馬連
12-15 41,500円 76番人気
馬単
15-12 73,210円 143番人気
三連複
3-12-15 40,940円 122番人気
三連単
15-12-3 362,070円 940番人気