お世話になります。馬きりんです。
今回は【第39回 ローレル競馬場賞 中山牝馬ステークス(GⅢ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第39回 ローレル競馬場賞 中山牝馬ステークス(GⅢ)2021年3月13日(土曜)中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
古馬牝馬戦線はこれから5月のGⅠヴィクトリアマイルに向けて加速していく季節ではありますが、同時にクラブ法人の6歳馬はここを最後に競走馬を引退して繁殖馬になるため(クラブ馬以外でもこの時期が最後の馬は多い)、例年ラストランの馬が多く出走してきます。
毎年課題となるのはこれらの馬の取捨選択で、最後のレースだからと渾身の仕上げをしてくる馬もいれば、繁殖に上げるため無事に完走させることを至上命題としている馬もいるため、大変難解なレースとなります。
加えて、今年は昨年の大雪の中でのレースに続き暴風雨の中での施行となり、コンディションも非常に難しい一線となりました。
上位入線の馬は、騎手の手腕・コース実績。血統などそれぞれのファクターでこの難条件を乗り越えてきており、特に内で先行勢2頭、外で後方待機勢の2頭が馬体を併せ、4頭僅差で流れ込んだゴール前は圧巻でした。
この大接戦を制したのは7番人気13番のランブリングアレー。前走GⅢ愛知杯2着ながら7番人気に甘んじていましたが、武豊騎手が後方待機ながら泥をかぶりにくい外目の進路を最小限のロスでエスコートしての重賞初Vとなりました。
この騎乗にこたえたランブリングアレー自身の操縦性も素晴らしく、これまで多くの騎手がレースで騎乗していますがいずれにおいても安定した成績を収めており、馬券購入者にとっても一口出資者にとっても「孝行娘」な一頭として、今年の牝馬戦線を盛り上げてくれることでしょう。
1番人気に推されていた9番ドナアトラエンテは9着に沈んでしまいましたが、馬場状態があまりに極端であったことと、馬体重を前走から10キロも減らしていたことなどから、次走立て直しの可能性は十分にありと見ておいた方がよさそうです。
第39回 ローレル競馬場賞 中山牝馬ステークス(GⅢ)2021年3月13日(土曜)中山競馬場の出走馬情報
1.リリーバレロ M.デムーロ
2.リアアメリア 福永 祐一
3.アルーシャ C.ルメール
4.ロフティフレーズ 丸山 元気
5.シャドウディーヴァ 岩田 康誠
6.アブレイズ 藤井 勘一郎
7.フェアリーポルカ 和田 竜二
8.デンコウアンジュ 柴田 善臣
9.ドナアトラエンテ 戸崎 圭太
10.スイープセレリタス 横山 武史
11.ロザムール 北村 宏司
12.インターミッション 石川 裕紀人
13.ランブリングアレー 武 豊
14.シーズンズギフト 津村 明秀
15.サトノダムゼル 田辺 裕信
16.ホウオウピースフル 大野 拓弥
第39回 ローレル競馬場賞 中山牝馬ステークス(GⅢ)2021年3月13日(土曜)中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 13番 ランブリングアレー
2着 11番 ロザムール
3着 7番 フェアリーポルカ
単勝
13 1,110円 7番人気
複勝
13 400円 8番人気
11 310円 4番人気
7 290円 3番人気
枠連
6-7 3,170円 21番人気
ワイド
11-13 2,080円 30番人気
7-13 1,840円 21番人気
7-11 1,320円 11番人気
馬連
11-13 6,440円 29番人気
馬単
13-11 14,310円 66番人気
三連複
7-11-13 19,250円 69番人気
三連単
31-11-7 147,950円 552番人気