レース見解

第58回 報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)(皐月賞トライアル)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年3月7日(日曜)中山競馬場 芝2000m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【第58回 報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)(皐月賞トライアル)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

第58回 報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)(皐月賞トライアル)2021年3月7日(日曜)中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

近年は2歳GⅠからの直行や、2月の重賞からの直行ローテーションが目立つ春のクラシック戦線で、ややプレゼンスが下がりがちに見られるレースながら今年は2歳王者ダノンザキッドの参戦もあり、10頭の少頭数ながら見どころの多いメンバーがそろいました。

当然、単勝人気は2番ダノンザキッドが圧倒的な支持を集めてのレースとなりましたが、ダノンザキッドは本番を意識しすぎたレース運びをしてしまい、わずかに詰めを欠いての3着となってしまいました。それでも複勝圏内は確保しているのですから、やはり地力はあるといえます。

そんな最有力馬の間隙をついて、スタートから積極的に先頭に立ち、見事に逃げ切って見せたのが4番のタイトルホルダー。レース前の収得賞金的に「勝負駆け」となるこの一戦を見事に勝ち切ってみせました。

ダノンザキッドがリハーサルに徹することと、10番シュネルマイスターが距離延長のテストも含んで大きな負荷をかけずに進めることを見事に読み切って、楽逃げに持ち込んだ横山武史騎手のファインプレーが今回の最大の勝因と言えそうです。

横山武史騎手はエフフォーリアでGⅢ共同通信杯を制しており、本番のGⅠ皐月賞ではどちらに騎乗するのかが注目されます。仮に今回ダメだったとしても、既に本番の乗り馬を確保済みであるところも今日の思い切った騎乗につながったのかもしれません。

勝ち馬のほかに皐月賞の出走権を得た後の2頭については、ダノンザキッドは今回明らかにリハーサルモードであったため、本番は当然変わり身があり、引き続き中心的存在となるでしょう

シュネルマイスターは血統的にこの距離が限界そうで、より馬群のプレッシャーが増す本番ではラストまでもたない可能性があり、もし馬券を狙うのであればGⅠNHKマイルCに目標を切り替えた場合に限るのがいいのではないでしょうか。

第58回 報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)(皐月賞トライアル)2021年3月7日(日曜)中山競馬場の出走馬情報

1.ゴールデンシロップ 北村 宏司
2.ダノンザキッド 川田 将雅
3.テンバガー M.デムーロ
4.タイトルホルダー 横山 武史
5.ホウオウサンデー 岩田 康誠
6.ワンデイモア 田辺 裕信
7.タイムトゥヘヴン 三浦 皇成
8.そーヴァリアント 大野 拓弥
9.タイセイドリーマー 石橋 脩
10.シュネルマイスター C.ルメール

第58回 報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)(皐月賞トライアル)2021年3月7日(日曜)中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 4番 タイトルホルダー
2着 10番 シュネルマイスター
3着 2番ダノンザキッド

単勝
4 1,790円 4番人気

複勝
4 180円 3番人気
10 140円 2番人気
2 110円 1番人気

枠連
4-8 4,490円 10番人気

ワイド
4-10 720円 10番人気
2-4 260円 3番人気
2-10 160円 1番人気

馬連
4-10 5,060円 11番人気

馬単
4-10 13,600円 24番人気

三連複
2-4-10 810円 1番人気

三連単
4-10-2 23,580円 66番人気