お世話になります。馬きりんです。
今回は【第71回 ダイヤモンドステークス（GⅢ）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第71回 ダイヤモンドステークス（GⅢ）2021年2月20日（土曜）東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
年間わずか6レースしかない3000mオーバーのレースにあって、ハンデ戦という条件が馬券攻略をより難解にする中、例年リピーターの強いレースなのに昨年の上位3頭が1頭も出走していないことがさらに難解さに輪をかけます。
1番人気となったのは当地の2500m戦、アルゼンチン共和国杯を勝利している3番オーソリティでしたが、ハンデを見込まれ14着惨敗の前走GⅠ有馬記念から斤量がさらに1キロ増となり一抹の不安を抱えます。
そして、その不安が的中するかのようにオーソリティは7番人気の10番グロンディオーズにクビ差交わされての2着。3着に2番人気の13番ポンデザールが入り、配当的には大きく荒れることのない決着でしたが、ハンデ戦の怖さを垣間見る最後の直線でした。
グロンディオーズはこれが6歳にして重賞初制覇。オープンでの勝利も昇級2戦目の今回が初となりました。そして、本馬はすでに6歳でありながら今回がまだキャリア10戦目。3歳時のGⅠ菊花賞の後に判明した屈腱炎から見事に復活を遂げて見せました。
グロンディオーズの最大の長所は、最後の最後で必ず末脚を繰り出せることで、おそらくレース中に屈腱炎を発症していたであろう菊花賞と、そこから1年半ぶりの復帰戦となった江の島S（3勝クラス）以外では、すべて最終着順が4コーナーの順位を上回っています。
しかもこの馬のすごいところは、レースの距離に関係なくこの走り方ができることで、今回は3400mの長丁場でしたが、「いつもどおりに」やってのけました。
この距離を制したことで、春の天皇賞に向かう公算が高くなりましたが、今年の天皇賞は2月から始まった阪神競馬場の超ロングラン開催の最終日で馬場が大幅に荒れることが予想されるので、こういうサバイバル戦に強い馬が台頭する可能性も十分にありそうです。
第71回 ダイヤモンドステークス（GⅢ）2021年2月20日（土曜）東京競馬場の出走馬情報
1.ナムエアドノヴァン 内田 博幸
2.ダノンテイオー 津村 明秀
3.オーソリティ 川田 将雅
4.ヒュミドール 吉田 豊
5.サトノガーネット 岩田 望来
6.ブラックマジック 石橋 脩
7.ミスマンマイーア 松若 風馬
8.ジャコマル 田中 勝春
9.メイショウテンゲン 横山 典弘
10.グロンディオーズ 三浦 皇成
11.ボスジラ 横山 武史
12.ワセダインブルー 大野 拓弥
13.ポンデザール C.ルメール
14.タイセイトレイル 北村 宏司
15.パフォーマプロミス M.デムーロ
16.アイスバブル 石川 裕紀人
第71回 ダイヤモンドステークス（GⅢ）2021年2月20日（土曜）東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 10番 グロンディオーズ
2着 3番 オーソリティ
3着 13番 ポンデザール
単勝
10 1,720円 7番人気
複勝
10 330円 9番人気
3 140円 1番人気
13 140円 2番人気
枠連
2-5 1,050円 2番人気
ワイド
3-10 950円 10番人気
10-13 1,100円 15番人気
3-13 270円 1番人気
馬連
3-10 2,520円 7番人気
馬単
10-3 7,360円 24番人気
三連複
3-10-13 3,050円 5番人気
三連単
10-3-13 28,150円 58番人気
