お世話になります。馬きりんです。
今回は【第35回 根岸ステークス(GⅢ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第35回 根岸ステークス(GⅢ)2021年1月31日(日曜)東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
「本番」であるGⅠフェブラリーSを開催の最終日に控えての最後の前哨戦となる一戦は、ダートグレード常連メンバーとダートに戦場を移した芝GⅠ馬2頭が集まっての好メンバーとなりました。
このメンバーの中で1番人気に推されたのは3番のレッドルゼルで、前走GⅢカペラSで2着に入っているもののまだ重賞未勝利の馬でした。しかしながら、ここ2戦ではゴール前でダート離れした切れ味を見せており、その部分が評価されたようです。
そして、レースの結果もレッドルゼルが前評判通りの切れ味を見せての重賞初制覇となりました。最後の直線では各馬がじりじりと足を伸ばす展開になりましたが、坂を上り切ったあたりからレッドルゼルが明確にギアチェンジをして前をとらえました。
2着には外を回って長く末脚を使った10番人気1番ワンダーリーデルが最後は勝ち馬にアタマ差まで迫って波乱を演出。3着には2番人気のタイムフライヤーが今回も堅実なレース運びで入りました。
レッドルゼルはスプリント王ロードカナロアの産駒で、父の現役時代から考えるとダートのイメージは薄いですが、種牡馬としては母系の特徴をよく引き出すタイプで、アーモンドアイやサートゥルナーリアは母系の中距離適性が前面に出た競走成績を残しました。
レッドルゼルに話を戻すと、この馬の母父はフレンチデピュティで、先日この世を去ったクロフネの父としても知られている通り、ダートを得意とする種牡馬です。その特性がロードカナロアの特性によって引き出されたのがレッドルゼルと言えるでしょう。
「ロードカナロア産駒は母系の特性を見よ」は、馬券の組み立てに大いに役立つので、覚えておいて損はないと言えます。
次走はフェブラリーSになると思われますが、コース適性は十分で人気の中心となりそうです。
第35回 根岸ステークス(GⅢ)2021年1月31日(日曜)東京競馬場の出走馬情報
1.ワンダーリーデル 田中 勝春
2.スマートダンディー 内田 博幸
3.レッドルゼル 川田 将雅
4.ダイメイフジ 柴田 大知
5.ブルベアイリーデ 大野 拓弥
6.タイムフライヤー C.ルメール
7.ヤマニンアンプリメ 武 豊
8.スマートセラヴィー 戸崎 圭太
9.ヘリオス 北村 宏司
10.メイショウテンスイ 蛯名 正義
11.サブノジュニア 森 泰斗
12.テイエムサウスダン 石橋 脩
13.サクセスエナジー 酒井 学
14.アルクトス 田辺 裕信
15.デザートストーム 三浦 皇成
16.ステルヴィオ 横山 武史
第35回 根岸ステークス(GⅢ)2021年1月31日(日曜)東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 3番 レッドルゼル
2着 1番 ワンダーリーデル
3着 6番 タイムフライヤー
単勝
3 250円 1番人気
複勝
3 130円 1番人気
1 600円 10番人気
6 190円 2番人気
枠連
1-2 2,490円 12番人気
ワイド
1-3 1,540円 18番人気
3-6 360円 1番人気
1-6 2,530円 30番人気
馬連
1-2 5,370円 19番人気
馬単
3-1 7,030円 26番人気
三連複
1-3-6 8,110円 23番人気
三連単
3-1-6 44,160円 121番人気