レース見解

門司ステークス(4歳以上オープン)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年1月17日(日曜)小倉競馬場 ダート1700m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【門司ステークス(4歳以上オープン)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

門司ステークス(4歳以上オープン)2021年1月17日(日曜)小倉競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

ローカル場開催で、かつ、リステッドでもないオープン特別競走だけにGⅠ戦線に名乗りを上げていくタイプの馬の参戦こそ少ないものの、近走成績上昇中のニューカマーやダート替わりでの新味を期待したい馬たちがそろった一戦となりました。

1番人気には、目下3連勝中でオープン入りを果たし、鞍上に今年すでにリーディングを独走中の松山弘平騎手を迎えた5番ペオースが推されましたが、ローカル場のコーナー4つの1700m戦独特のハイペースが牙をむいてしまいました。

小倉のダート1700m戦はスタートから1コーナーまでがわずか200mほどでアールのきついコーナーに飛び込むため、短距離戦並みのラップで先行争いが激化する傾向にあります。

今回も2ラップ目にダート中距離戦としてはかなり速い10秒台のラップが出現、先頭争いも5番ペオースと9番キメラヴェリテが双方譲らず2コーナーを回り切るまで続いたことから、先団でレースを進めた馬は最後までもたず総崩れとなってしまいました。

そのような展開の中で、激化する先団争いの直後を無理なくついていった11番のソリストサンダーが、3~4コーナーで早くも脚が上がった先行勢をとらえて4コーナー出口で先頭に立つと、外からまくってきた16番クリノフウジンに一度交わされながらも差し返して1着となりました。

ソリストサンダーは前走GⅢ武蔵野Sで2着に入っていましたが、ここで見事にオープン初勝利となりました。おそらく、現状の賞金では上のレースへの出走がおぼつかないことから、賞金加算を狙ってここに参戦してきたものと思われますが、そのプランが見事にはまった形になりました。

レースの進め方も器用で、しかも今回は58キロを背負っての勝利ですから、仮に次走がGⅠフェブラリーSだった場合、距離・斤量両方の面で今回よりも負担が軽くなるため、穴候補に一考の必要はありそうです。

ペオースは逃げバテて結局12着に終わってしまいましたが、今回は展開のアヤでどうしても飛ばしていかざるを得ない形になってしまったのがすべてでしょう。このレースだけで次走以降見限ってしまうのは早計に思われます。

門司ステークス(4歳以上オープン)2021年1月17日(日曜)小倉競馬場の出走馬情報

1.コンカラー 斎藤 新
2.タニノフランケル 中井 裕二
3.サトノギャロス 藤岡 康太
4.スズカフロンティア 藤岡 佑介
5.ペオース 松山 弘平
6.カラクプア 鮫島 良太
7.アディラート 富田 暁
8.オメガレインボー 横山 和生
9.キメラヴェリテ 勝浦 正樹
10.ハーベストムーン 田中 健
11.ソリストサンダー 吉田 隼人
12.カフェリュウジン 黛 弘人
13.アンリミット 城戸 義政
14.プレスティージオ 国分 恭介
15.メイショウエイコウ 蛯名 正義
16.クリノフウジン 鮫島 克駿

門司ステークス(4歳以上オープン)2021年1月17日(日曜)小倉競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 11番 ソリストサンダー
2着 16番 クリノフウジン
3着 3番 サトノギャロス

単勝
11 390円 3番人気

複勝
11 150円 2番人気
16 640円 10番人気
3 180円 3番人気

枠連
6-8 1,900円 8番人気

ワイド
11-16 1,690円 21番人気
3-11 310円 2番人気
3-16 2,480円 30番人気

馬連
11-16 7,760円 25番人気

馬単
11-16 10,490円 35番人気

三連複
3-11-16 7,560円 25番人気

三連単
11-16-3 47,690円 140番人気