お世話になります。馬きりんです。
今回は【サンタクロースハンデキャップ（3歳以上3勝クラス）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
サンタクロースハンデキャップ（3歳以上3勝クラス）2020年12月20日（日曜）阪神競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
慢性的な番組数不足でどのレースも出走登録ラッシュとなっている3勝クラスですが、このレースもフルゲートの18頭がひしめく出馬表となりました。
出走馬も、除外を経てのスライド出走であったり、逆に除外覚悟で投票したら抽選を通ったりと、狙った通りのコンディション超背がしづらい状況もあってオッズは割れ気味となり、1番人気の8番トリプルエースでも単勝オッズが4.6倍となりました。
レースはスタートから激しい先頭争いとなり、7番エクレアスパークルが押して出ていったところをさらに14番メイショウモウコが交わしていき、この2頭が後続を大きく引き離して逃げる縦長の展開となりました。
後続は馬群が縦長になったことで各馬プレッシャーのかかりづらい隊列となったことから、最後の直線では人気馬が人気通りに足を伸ばして、2番人気9番ソシアルクラブが内から抜け出そうとした瞬間にトリプルエースが外から一気に先頭に立ち、後続を1馬身3/4ほど話して1着となりました。
勝ったトリプルエースはメンバー唯一の3歳馬で、ここにきての成長の勢いそのままに2勝クラスに続いての連勝となりました。
昨夏に阪神でデビュー勝ちの後小倉2歳Sで2着に入ったものの、その後は今一つの競馬が続いて、この秋になって変わり身を見せて一気のオープン入りとなりましたが、今回馬体重20キロ増でも重さを感じなかったという福永祐一騎手のコメントの通り、ちょうどいま成長のピークを迎えているのでしょう。
血統的には、Giant’s CausewayからShamardalへと続くストームキャット系に母がサンデーサイレンス系のニックスで、さらに母は南関東で走った後にアイルランドに輸出された変わり種であり、なかなか面白い血統構成をしています。
このあとはオープン入り初戦の成績によって春競馬で戦うステージが決まってくると思われますが、馬体の充実期を迎えている今は、オッズの高低にかかわらず無視のできない存在となるでしょう。
サンタクロースハンデキャップ（3歳以上3勝クラス）2020年12月20日（日曜）阪神競馬場の出走馬情報
1.ショウナンパンサー 岩田 康誠
2.ステイオンザトップ 浜中 俊
3.レテュロス 北村 友一
4.トウケイミラ 鮫島 良太
5.ジュランビル 和田 竜二
6.オースミカテドラル 幸 英明
7.エクレアスパークル 松若 風馬
8.トリプルエース 福永 祐一
9.ソシアルクラブ 武 豊
10.カルリーノ 戸崎 圭太
11.シフルマン 松山 弘平
12.ロライマ 池添 謙一
13.ナイトバナレット 坂井 瑠星
14.メイショウモウコ 横山 典弘
15.ルヴォルグ 岩田 望来
16.トオヤリトセイト C.ルメール
17.アクアミラビリス M.デムーロ
18.ダブルシャープ 酒井 学
サンタクロースハンデキャップ（3歳以上3勝クラス）2020年12月20日（日曜）阪神競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 8番 トリプルエース
2着 9番 ソシアルクラブ
3着 3番 ラテュロス
単勝
8 460円 1番人気
複勝
8 220円 3番人気
9 200円 2番人気
3 360円 6番人気
枠連
4-5 1,200円 4番人気
ワイド
8-9 610円 1番人気
3-8 1,730円 21番人気
3-9 1,300円 8番人気
馬連
8-9 1,330円 1番人気
馬単
8-9 2,270円 1番人気
三連複
3-8-9 8,520円 12番人気
三連単
8-9-3 31,620円 25番人気
