お世話になります。馬きりんです。
今回は【木更津特別（3歳以上2勝クラス）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
木更津特別（3歳以上2勝クラス）2020年9月27日（日曜）中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
開幕週以降、不安定な天候状態も影響して毎週末のように馬場傾向が目まぐるしく変わっている今回の中山開催。このレースも上位入線3頭の道中の位置取りがそれぞれ「逃げ馬の番手」「中団」「後方待機」とバラエティに富んだ結果となりました。
勝ったのは1番人気のも押されていた3番のハーモニーマゼラン。どうしても逃げたい一つ内側の枠に入った2番ウインオルビットがハナを譲らないとみると、すぐさま控えて2番手におさまり、4コーナーまで戦闘を泳がせる形でレースを進めると直線で楽に抜け出して後続を完封しました。
勝ち時計は1分35秒7と決して速くはなく、時計のかかるこの開催の大枠での馬場傾向に合致した結果となっています。一方で、道中のラップタイムは坂の手前まで加速ラップとなり、最後の1ハロンでそれまでよりも1秒以上ラップタイムが落ちる展開。
中山でこういうラップタイムの並びになると、ワンペースで前目でレースを作れる馬と、坂で前が止まったのに乗じて相対的に足を延ばしてくる差し馬による決着となりがちですが、まさにそのような展開になりました。
しかしながら、そもそもがトリッキーなコースレイアウトの中山1600mコースのため、前で自分でレースを作れる馬が有利なのは覆らず、一番スムーズにマイペースなレースを組み立てられたハーモニーマゼランがそのまま勝ち馬となりました。
2着のウインレフィナードとテンワールドレイナは、前が止まったからこその上位進出で、どちらも上がり3Fのタイムはメンバー中ベスト3に入るものの、勝ち馬もほぼ同等の上がりタイムで走破したため差し切りには至りませんでした。
次走以降も展開に注文が付きそうで、軸馬に据えるにはやや不安、出馬表確定後のメンバーの並びで取捨選択をする必要がありそうです。
もしも勝ち馬以外で次走狙うとすれば、2・3着馬よりも、ハナを譲らず主張して勝ち馬にうまいこと使われてしまいながらも5着に残っているウインレフィナードは狙い目です。
掲示板内（５着以内）の馬は注目すべき馬ですから、こういった馬をメモしておくと、次の競馬予想に繋がっていきます。
木更津特別（3歳以上2勝クラス）2020年9月27日（日曜）中山競馬場の出走馬情報
1.テンワールドレイナ 江田 照男
2.ウインオルビット 丹内 祐次
3.ハーモニーマゼラン 木幡 巧也
4.アーザムブルー 丸山 元気
5.チビラーサン 横山 典弘
6.サイモンサーマル 藤田 菜七子
7.クインズサン 横山 武史
8.ウインレフィナード 津村 明秀
9.アルトリウス 北村 宏司
10.アドマイヤシナイ 柴田 善臣
11.ストームリッパー 三浦 皇成
木更津特別（3歳以上2勝クラス）2020年9月27日（日曜）中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 3番 ハーモニーマゼラン
2着 8番 ウインレフィナード
3着 1番 テンワールドレイナ
単勝
3 210円 1番人気
複勝
3 150円 1番人気
8 490円 9番人気
1 270円 5番人気
枠連
3-7 1,580円 6番人気
ワイド
3-8 1,110円 14番人気
1-3 440円 4番人気
1-8 2,400円 32番人気
馬連
3-8 3,190円 13番人気
馬単
3-8 3,910円 14番人気
三連複
1-3-8 5,500円 23番人気
三連単
3-8-1 22,910円 77番人気
