お世話になります。馬きりんです。
今回は【第16回 ヴィクトリアマイル（GⅠ）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第16回 ヴィクトリアマイル（GⅠ）2021年5月16日（日曜）東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
レース史上初めて、同年のここまでに行われた古馬牝馬重賞の勝ち馬がすべて出走してきたことで、非常に実力の拮抗したメンバー構成となりました。
それを示すように、2着から8着までの着差がクビ×5とアタマ差という大接戦となり、心房細動を発症して大きく遅れた18着の4番イベリスを除いた2着から17着までのタイム差が1秒1という締まった結果になりましたが、2着から4馬身前の勝ち馬6番グランアレグリアには全く関係のないことでした。
グランアレグリアはスタートをいつも通り五分からややゆっくり目に出すと中団のちょうど真ん中に位置取り、外からかぶせられることのない場所を回りながら直線に向くと、すぐに外目に持ち出してあとはほぼ馬なりに脚を伸ばしただけの圧勝劇を演じました。
2着に勝ち馬の通った道をたどって上がってきた7番ランブリングアレーが入り馬券的には波乱となりました。3着にはここでもしっかり相手なりに走った1番マジックキャッスルが最内枠ながら馬群をきっちり捌いて飛び込み、馬券圏内を確保しています。
これでグランアレグリアは古馬のマイルGⅠ競走3つを全て制覇、3歳時に制した桜花賞も合わせるとマイルGⅠ4勝となり、日本競馬の歴史を通じてもベストを争うマイラーの一頭となりました。
次走はおそらく安田記念の連覇を狙ってくるものと思われますが、このレースの前日に行われた前哨戦GⅡ京王杯スプリングカップの勝ち馬ラウダシオンでも、覇道にストップをかける様子を想像するのが極めて難しそうで、グランアレグリアがマイル女王として君臨し続けるのは間違いないでしょう。
第16回 ヴィクトリアマイル（GⅠ）2021年5月16日（日曜）東京競馬場の出走馬情報
1.マジックキャッスル 戸崎 圭太
2.シゲルピンクダイヤ 和田 竜二
3.クリスティ 斎藤 新
4.イベリス 酒井 学
5.デゼル 川田 将雅
6.グランアレグリア C.ルメール
7.マルターズディオサ 田辺 裕信
8.ランブリングアレー 吉田 隼人
9.テルツェット M.デムーロ
10.レッドベルディエス 石橋 脩
11.ダノンファンタジー 藤岡 佑介
12.サウンドキアラ 松山 弘平
13.プールヴィル 三浦 皇成
14.ディアンドル 団野 大成
15.アフランシール 大野 拓弥
16.リアアメリア 福永 祐一
17.スマイルカナ 柴田 大知
18.レシステンシア 武 豊
第16回 ヴィクトリアマイル（GⅠ）2021年5月16日（日曜）東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 6番 グランアレグリア
2着 7番 ランブリングアレー
3着 1番 マジックキャッスル
単勝
6 130円 1番人気
複勝
6 110円 1番人気
8 790円 11番人気
1 210円 3番人気
枠連
3-4 1,330円 6番人気
ワイド
6-8 1,550円 17番人気
1-6 330円 2番人気
1-8 5,080円 40番人気
馬連
6-8 3,620円 9番人気
馬単
6-8 4,630円 13番人気
三連複
1-6-8 8,460円 25番人気
三連単
6-8-1 28,750円 87番人気
