レース見解

第66回 京王杯スプリングカップ(GⅡ)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年5月15日(土曜)東京競馬場 芝1400m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【第66回 京王杯スプリングカップ(GⅡ)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

第66回 京王杯スプリングカップ(GⅡ)2021年5月15日(土曜)東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

GⅠNHKマイルカップを制している実績馬ながら、コースや馬場状態、展開に注文がつくタイプでその後のコンスタントな活躍には今一歩のところにいた10番ラウダシオンですが、この日はすべてが整った状況で、そうなれば盤石の強さを発揮できることを証明しました。

同枠で同じ勝負服の9番ビオグラフィーがレース前半から気風よく後方を引き離しての逃げを打ったため淀みないペースとなり、離れた2番手追走のラウダシオンは道中を気持ちよく進め、そのままラストスパートをかけることができました。

抜け出した後に気を抜く癖がある馬ですが、長らく主戦騎手を務めるM.デムーロ騎手はそのあたりの特性もしっかりとつかんでおり、直線の坂を上り切るまでは後続を引き付ける形で徐々にスピードを上げ、坂を上り切ったところで一気に加速させたレース運びも見事でした。

久しぶりの勝利によってGⅠ安田記念の優先出走権をつかんだことで、次走は間違いなくそちらに向かうと思われますが、今度はNHKマイルカップ制覇と同じ距離となり、また、この季節の東京開催特有の前残り傾向もこの馬の後押しとなるでしょう。

2着の12番トラヴェスーラも、上がり3F32秒台のキレのある末脚を使って良く追い込んできました。ここまで勝ち鞍が1200mに集中している馬だけに、安田記念でも同じく足を伸ばしてこれるかは未知数ですが、血統的には成長力に富んでおり、6歳という年齢は気にしなくていいでしょう。

第66回 京王杯スプリングカップ(GⅡ)2021年5月15日(土曜)東京競馬場の出走馬情報

1.エアアルマス 松山 弘平
2.ビッククインバイオ 大野 拓弥
3.グルーヴィット 石橋 脩
4.エーポス 岩田 康誠
5.カイザーミノル 荻野 極
6.シャインガーネット 田辺 裕信
7.セイウンコウセイ 内田 博幸
8.ショウナンライズ 丸山 元気
9.ビオグラフィー 三浦 皇成
10.ラウダシオン M.デムーロ
11.ミッキーブリランテ 和田 竜二
12.トラヴェスーラ 鮫島 克駿
13.エングレーバー 浜中 俊
14.タイセイビジョン C.ルメール
15.イッツクール 北村 宏司
16.シーズンズギフト 杉原 誠人
17.カタナ 小野寺 祐太

第66回 京王杯スプリングカップ(GⅡ)2021年5月15日(土曜)東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 10番 ラウダシオン
2着 12番 トラヴェスーラ
3着 5番 カイザーミノル

単勝
10 410円 1番人気

複勝
10 180円 1番人気
12 520円 10番人気
5 380円 8番人気

枠連
5-6 1,400円 6番人気

ワイド
10-12 1,730円 23番人気
5-10 980円 8番人気
5-12 3,980円 47番人気

馬連
10- 5,340円 22番人気

馬単
10-12 8,230円 32番人気

三連複
5-10-12 16,740円 65番人気

三連単
10-12-5 85,730円 321番人気