お世話になります。馬きりんです。
今回は【第18回 福島牝馬ステークス（GⅢ）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第18回 福島牝馬ステークス（GⅢ）2021年4月24日（土曜）新潟競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
勝ち馬からシンガリまで15頭（6番クラヴァシュドールは出走取消）が着差1秒以内で入線する大混戦を、スタートから先頭で引っ張った11番ディアンドルがわずかに逃げ切って一昨年の葵S以来の重賞2勝目を挙げました。
キャリアでここまでの勝ち星5勝がすべて1200m戦で、しかもそれらは3歳春までに挙げたものであったディアンドルは、今回初めて1800m戦での勝利となり5歳にして新味を見せましたが、鞍上の団野大成騎手のペース配分も見事でした。
ラップタイムを見てみると最初の2ハロンが23秒9、最後の2ハロンが23秒フラットと加速ラップを刻んでいるように見えますが、最初の2ハロンは1ハロン目から2ハロン目に12秒6から11秒3に急加速、最後は10秒9から12秒1に急減速と、1ラップ単位で見ると対照的なタイムとなっています。
これは騎手が意図的にペースをコントロールして、これまでに1200m戦でしか勝ち鞍がなく、距離不安のあるディアンドルを最後までもたせる為の戦略であったとも考えられ、実際にそうであれば騎手のファインプレーが称えられるべきレースであったことが分かります。
次走は順当にいけばGⅠヴィクトリアマイルとなり、距離が1ハロン短縮される分はディアンドルに間違いなくプラスですが、あまりにも「ハマった」レース展開による今回の結果のため、当日の出走メンバーとの力関係の比較は慎重に行わなければなりません。
第18回 福島牝馬ステークス（GⅢ）2021年4月24日（土曜）新潟競馬場の出走馬情報
1.リュヌルージュ 鮫島 克駿
2.ムジカ 秋山 真一郎
3.パッシングスルー 津村 明秀
4.ロザムール 北村 宏司
5.クラヴァシュドール 藤岡 佑介
6.フリアプーラ 菊沢 一樹
7.ミスニューヨーク 加藤 祥太
8.シゲルピンクダイヤ 和田 竜二
9.アブレイズ 藤井 勘一郎
10.アバルラータ 吉田 隼人
11.ディアンドル 団野 大成
12.サンクテュエール 杉原 誠人
13.ドナアトラエンテ 川田 将雅
14.アフランシール 丸田 恭介
15.カリオストロ 亀田 温心
16.パラスアテナ 坂井 瑠星
第18回 福島牝馬ステークス（GⅢ）2021年4月24日（土曜）新潟競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 11番 ディアンドル
2着 13番 ドナアトラエンテ
3着 12番 サンクテュエール
単勝
11 1,540円 7番人気
複勝
11 540円 8番人気
13 160円 1番人気
12 980円 11番人気
枠連
6-7 2,170円 11番人気
ワイド
11-13 1,280円 16番人気
11-12 9,620円 64番人気
12-13 2,380円 26番人気
馬連
11-13 3,300円 15番人気
馬単
11-13 8,140円 33番人気
三連複
11-12-13 33,030円 95番人気
三連単
11-13-12 237,210円 607番人気
