お世話になります。馬きりんです。
今回は【福島民友カップ(3歳以上オープンL)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
福島民友カップ(3歳以上オープンL)2020年11月1日(日曜)福島競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
ダート戦線のトップクラスは直後にJBCの開催を控えており、かつ、ローカル場での開催であることから、現段階の戦歴ではトップクラスまではもう一息の馬たちが集まりがちなレースですが、過去の上位入着馬から重賞戦線での活躍馬も多く出ているからあなどれません。
今年の出走メンバー12頭を見渡してみても、1番のハイランドピークこそ重賞制覇の実績があるものの、そのほかの11頭はオープン級のレース未勝利の馬となり、1番人気(10番ソリストサンダー)の単勝最終オッズ4.4倍が示す通り馬券的には難解なレースとなりました。
レースは、スタートから2ラップ目までが極端に早くなる、1コーナーまでの距離が短い福島ダート1700mコースの典型的な展開で推移。最終的には先団の一線の直後に着けた2番オーヴェルニュが展開を利する形で抜け出しての勝利となりました。
オーヴェルニュは3月に3勝クラスを勝ち上がった後、昇級から4戦目でのオープン級初勝利となりました。とはいえ近3走も7着⇒5着⇒4着と順調に着順を上げながらの今回の勝利であり、ここにきての馬自身の成長をうかがうことができます。
血統を見てみると父スマートファルコンに母父がタニノギムレット、母母父にフジキセキを持つ、ダート中距離路線での堅実な好走が期待できそうな血統構成で、実際にここまでは期待に沿った戦績を歩んでいるといえます。
トータルの戦績でもここまで16戦を走って(今回福島民友Cが17戦目)2ケタ着順が出遅れて11着となった1戦のみで非常に安定している、言い換えれば「相手なりに走る」タイプであるといえ、今後のレースにおいても人気にかかわらず馬券圏内に顔を出す可能性があり、穴党にとっては覚えておきたい一頭です。
後方から足を伸ばして3着に入った1番人気の10番ソリストサンダーも、戦績と今回の走りっぷりを見ると勝ち馬同様に相手なりに走ってくるタイプの馬であるといえ、今回がオープン入り初戦でしたが、近いうちに勝利を挙げる可能性があるでしょう。
福島民友カップ(3歳以上オープンL)2020年11月1日(日曜)福島競馬場の出走馬情報
1.ハイランドピーク 横山 和生
2.オーヴェルニュ 丸山 元気
3.エムオーグリッタ 勝浦 正樹
4.ダイシンインディー 丹内 祐次
5.デザートスネーク 菅原 明良
6.サンデーウィザード 荻野 琢真
7.サングラス 鮫島 克駿
8.スマートセラヴィー 菱田 裕二
9.カフェリュウジン 斎藤 新
10.ソリストサンダー 鮫島 良太
11.プレスティージオ 富田 暁
12.ブランクエンド 西村 淳也
福島民友カップ(3歳以上オープンL)2020年11月1日(日曜)福島競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 2番 オーヴェルニュ
2着 8番 スマートセラヴィー
3着 10番 ソリストサンダー
単勝
2 510円 4番人気
複勝
2 190円 4番人気
8 340円 6番人気
10 160円 2番人気
枠連
2-6 2,540円 17番人気
ワイド
2-8 980円 13番人気
2-10 450円 4番人気
8-10 880円 11番人気
馬連
2-8 2,760円 13番人気
馬単
2-8 4,130円 17番人気
三連複
2-8-10 3,370円 10番人気
三連単
2-8-10 17,500円 59番人気