お世話になります。馬きりんです。
今回は【都井岬特別(3歳以上1勝クラス)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
都井岬特別(3歳以上1勝クラス)2020年8月22日(土曜)小倉競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
夏の小倉競馬の中盤に組まれた1勝クラスの2000m戦。秋の上級条件へのチャレンジを狙うには、時期的にもクラス的にも古馬にとっては厳しい一戦ながら、3歳馬ならここを勝てば秋のトライアルには滑り込める可能性があるだけに、出走11頭中7頭が3歳馬となりました。
レースの結果を観ても、1~3着までを3歳馬が独占しています。
スタートをゆっくり出して中団でレースを進めた2番人気の7番オールザワールドが、3~4コーナーで先団の脚色が鈍るとこを見逃さずにまくって出て勝利を収めました。
展開をしっかりと読んで、過不足のない仕掛けとコース取りをした松山弘平騎手の手腕も冴えていましたが、最後まできっちりとまとめられる操縦性の良さは父キズナの血のなせるわざとも言えそうです。
2着の3番ラヴィンフォールと3着の6番ウィズダイヤモンズも道中では上手く立ち回り、勝ち馬のオールザワールドが空けた進路をたどるようにして上位に入着しましたが、前を捕らえきるだけの力はなく、勝ち馬との差は着差以上にありそうな感じがします。
一方、1番人気に推されながらも4着に敗れた1番アステロイドベルトは、終始展開に対してちぐはぐな競馬となってしまいました。
スタート直後は思いの外行き脚がつかなかったのか、川田騎手が懸命に手綱をしごくシーンがあります。
4コーナーから直線にかけての進路もオールザワールドとそれについて行った馬に先手を取られる形でふさがれてしまい、外に持ち出さざるを得なくなった時点で勝負ありでした。
スタート後の二の脚の課題さえ克服できれば、展開面で後手を踏むことはなくなると思われるので、次走いきなり見直しとはいかないなりに、まだこの馬を見限るのは早いのではないかと思います。
要経過観察でしょう。
このほかに次走注目しておきたいのは、離れた最後方追走から5着に追い上げたシャイニングデイズです。
次走以降、最初のコーナーまでの距離が短く、入りのペースが速くなるコースであればさらに差し脚が活きる可能性が出てきます。
都井岬特別(3歳以上1勝クラス)2020年8月22日(土曜)小倉競馬場の出走馬情報
1.アステロイドベルト 川田 将雅
2.リノキアナ 秋山 真一郎
3.ラヴィンフォール 藤岡 康太
4.フェルカド 富田 暁
5.マイレリーフ 田中 健
6.ウィズダイヤモンズ 和田 竜二
7.オールザワールド 松山 弘平
8.エスピリトゥオーゾ 幸 英明
9.シャイニングデイズ 北村 友一
10.クリノオウジャ 武 豊
11.トゥプエデス 酒井 学
都井岬特別(3歳以上1勝クラス)2020年8月22日(土曜)小倉競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 7番 オールザワールド
2着 3番 ラヴィンフォール
3着 6番 ウィズダイヤモンズ
単勝
7 430円 2番人気
複勝
7 240円 2番人気
3 1,180円 8番人気
6 320円 5番人気
枠連
3-6 4,780円 13番人気
ワイド
3-7 2,420円 22番人気
6-7 430円 5番人気
3-6 2,320円 4番人気
馬連
3-7 9,980円 23番人気
馬単
7-3 16,060円 34番人気
三連複
3-6-7 11,820円 31番人気
三連単
7-3-6 70,090円 169番人気