お世話になります。馬きりんです。
今回は【第70回 フジテレビ賞 スプリングステークス(GⅡ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第70回 フジテレビ賞 スプリングステークス(GⅡ)2021年3月21日(日曜)中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
日程的にGⅠ皐月賞の最後のトライアルレースとなる一戦で、舞台となる中山競馬場は前週末同様に春の嵐に見舞われて難しいコンディションとなりました。前週と違うのは最後の直線で強烈な追い風が吹いていることで後方待機有利となったこと。
その天候を表すかのように、道中後方待機で馬群の中で風をよけ、3コーナーから好位進出した馬が前をかわし切って上位入線となりました。
勝ったのは3番人気14番のヴィクティファルスで、前走GⅢ共同通信杯でエフフォーリアの2着に敗れたことで、賞金順では皐月賞の出走可否当落線上にありましたが、見事に優先出走権を獲得しました。
本馬は広いコースで施行の共同通信杯での好走歴からもわかる通り、末脚を生かしてこそのタイプで、差しの届きやすいコースコンディションの恩恵を十二分に受けての今日の勝利であるといえそうです。
また次走皐月賞では、本日を含めたキャリア3戦すべてで子となる騎手が騎乗していることから、どの騎手が騎乗するかは不明であり、今回同様のパフォーマンスを皐月賞でも発揮するかどうかは現段階では未知数と言えそうです。
血統的にも脚質的にもより東京競馬場に向いているのは明らかなので、馬券で狙うのであれば、次走皐月賞よりもその次、GⅠ日本ダービーで人気をやや落として出てきたときの方がより妙味があるのではないでしょうか。
また、2着のアサマノイタズラはあわや勝利の大殊勲でしたが、血統的に中山競馬場向きなヴィクトワールピサ産駒であり、デビュー戦より一貫して同一の騎手が騎乗して人馬の連携が取れている点から、皐月賞で高配当を狙うのであればこの馬の方がよさそうです。
第70回 フジテレビ賞 スプリングステークス(GⅡ)2021年3月21日(日曜)中山競馬場の出走馬情報
1.ランドオブリバティ 三浦 皇成
2.ワールドリバイバル 菱田 裕二
3.ヴィゴーレ 丸山 元気
4.ヴェイルネビュラ 戸崎 圭太
5.レインフロムヘヴン 石橋 脩
6.アサマノイタズラ 嶋田 純次
7.ニシノオイカゼ 勝浦 正樹
8.オンザライン 横山 武史
9.ロードトゥフェイム 木幡 巧也
10.ボーデン 川田 将雅
11.イルーシヴパンサー 横山 典弘
12.ビゾンテノブファロ 原 優介
13.アールバロン 北村 宏司
14.ヴィクティファルス 池添 謙一
15.セルジュ 菅原 明良
第70回 フジテレビ賞 スプリングステークス(GⅡ)2021年3月21日(日曜)中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 14番 ヴィクティファルス
2着 6番 アサマノイタズラ
3着 10番 ボーデン
単勝
14 710円 3番人気
複勝
14 200円 3番人気
6 330円 6番人気
10 140円 1番人気
枠連
4-8 7,270円 22番人気
ワイド
6-14 2,070円 26番人気
10-14 390円 2番人気
6-10 630円 5番人気
馬連
6-14 8,890円 28番人気
馬単
14-6 13,660円 50番人気
三連複
6-10-14 5,410円 17番人気
三連単
14-6-10 51,870円 183番人気